
新潟県スポーツ振興米山稔財団(理事長:米山英明)は、新潟県内のスポーツの普及や振興に関して多大な貢献のあった個人および団体を表彰する「米山稔賞」の2025年度表彰式を、2026年5月26日にホテルニューオータニ長岡で実施し、デフバドミントン選手でトレンドマイクロ株式会社所属の沼倉昌明氏、長岡バドミントン協会所属の沼倉千紘氏、新潟県小学生バドミントン連盟前理事長で、阿賀野市スポーツ少年団前阿賀野ジュニア代表・監督の故 伊藤薫氏を表彰いたしました。
沼倉昌明氏および沼倉千紘氏は、2025年11月に開催された「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」にバドミントン競技の日本代表として出場し、混合団体戦で優勝しました。また、両氏がペアを組んで出場した混合ダブルスでもベスト16に入ったほか、男子ダブルスに出場した沼倉昌明氏は、ベスト4に入賞しました。
故 伊藤薫氏は、2006年に阿賀野ジュニア代表兼監督に就任し、2008年には新潟県小学生バドミントン連盟の理事長に就任しました。伊藤氏は、競技力の向上には練習の量と質の確保が欠かせないとの考えのもと、各クラブ内での練習を中心とする従来の強化から、「チームにいがた」をスローガンに、県全体で月1回の強化練習や県外遠征、関東・東北地区の選手が参加する大会の誘致など、幅広い強化策を展開しました。
こうした取り組みの成果は、伊藤氏が理事長に就任した年から表れ、北信越ブロック大会を突破して全国大会に出場する選手が大幅に増加しました。また、全国小学生バドミントン選手権大会では、2008年から7年連続で3位以上に入賞するなど、優れた成績を収めました。2014年に地元・新潟県で開催された同大会では実行委員長を務め、都道府県対抗戦男子の部で優勝、女子の部で3位の好成績を収めました。また近年では、2024年の全国小学生バドミントン選手権大会の都道府県対抗団体戦の男子の部で準優勝を収めています。
以上の活躍および功績が、新潟県内におけるスポーツの普及・振興に大きく貢献したものと認められ、このたび2025年度米山稔賞の受賞に至りました。
表彰式には、沼倉ご夫妻を推薦した長岡バドミントン協会会長代行の野村輝雄氏、新潟県バドミントン協会をはじめとする協会関係者の皆様、故 伊藤薫氏を推薦した阿賀野市スポーツ少年団の田中幸博本部長、新潟県小学生バドミントン連盟の落合清孝会長をはじめとする連盟関係者の皆様、財団関係者など計40名が出席しました。式では、沼倉昌明氏、沼倉千紘氏、ならびに故 伊藤薫氏の妻・伊藤陽子様、息子・伊藤新様に、トロフィーと表彰金目録が授与されました。
- 沼倉昌明氏コメント
「本日は、非常に名誉ある賞をいただき大変嬉しく思っております。私は、デフバドミントンの日本代表チームに加わって13年目になります。13年前と現在を比べると、デフバドミントンに対する理解や認知度が非常に高まってきており、大変嬉しく思っております。また、今回のデフリンピックを通じて聴覚障がい者に対する理解が広まったことで、私の練習環境も変わったと感じています。スポーツには、周囲の環境や社会の意識も少しずつを変えられる力があるということを実感しました。今後とも精進してまいります。これからもよろしくお願いいたします。」
- 沼倉千紘氏コメント
「このたびは、大変すばらしい賞をいただきありがとうございます。私がバドミントンを始めたのは地元長岡市です。小学4年生の時にバドミントンを始めてから、これまで練習は大変でしたが、バドミントンが大好きという気持ちを持ち続けられたことは本当に幸せなことだと思っております。
これからもこの気持ちを大切にしながら、楽しく競技を続けられるよう頑張っていきたいと思います。」
- 故 伊藤薫氏の妻・伊藤陽子様コメント
「本日は、故人であります、夫・伊藤薫に対し、名誉ある「米山稔賞」をいただき身に余る光栄に存じます。夫は、新潟県小学生バドミントンの強化・育成をライフワークにしておりました。子供達の成長や活躍が何よりの喜びでありました。本日、生前の功績を認めていただき、残された家族にとっても救いであり誇りでございます。また、天国の夫にとっても最高の喜びであると確信いたします。これまで夫の活躍をあたたかく支えてくださいました新潟県小学生バドミントン連盟をはじめ、関係者の皆様、また賞を授与してくださった新潟県スポーツ振興米山稔財団の皆様に感謝申し上げます。今後とも、新潟県のジュニア選手達が健やかに力強く成長してくれることを心から応援しております。本日は、誠にありがとうございました。」
- 米山英明財団理事長コメント
「当財団は、ヨネックス創業者の米山稔が新潟県でスポーツ用品をつくっていたことから、新潟県のスポーツ業界に恩返しをすることを目的に設立されました。スポーツを盛り上げるには、どうしたらよいのか。まずはジュニアの育成などを通じて裾野を広げることが大切であるとの考えのもと、新潟県内の各スポーツ競技団体を表彰し、助成金を交付してまいりました。本日受賞された沼倉ご夫妻は、デフリンピックで金メダルを獲得され、大変な功績を残されました。あらためて、さまざまな特性を持つ方々が、幅広い分野・スポーツ競技で活躍されていることが分かりました。どのようなスポーツに取り組む方に対しても助成を行い、スポーツを楽しむことができる環境づくりを支援していくとともに、沼倉ご夫妻のさらなるご活躍を期待しております。また、故 伊藤薫氏は、小学生からの積み上げがスポーツの裾野を広げるために大切だというお考えのもと、新潟県バドミントンの発展に大きく貢献されました。この場でお目にかかれないことが非常に残念です。故 伊藤薫氏の功績を称えるとともに、ご家族の皆様が健やかにお過ごしいただけることをお祈りいたします。」
新潟県スポーツ振興米山稔財団は、引き続き新潟県全体のスポーツのさらなる普及・振興に努めてまいります。

〈公益財団法人新潟県スポーツ振興米山稔財団〉
【代表者】理事長 米山 英明
【設 立】2008年2月 【事業内容】県内のスポーツの普及・振興
【U R L】 https://yoneyamaminoru-f.org
【本件に関するお問い合わせ先】
TEL:0258-94-5891 FAX:0258-94-5895
E-mail:niigata-zaidan@yonex.co.jp
受付時間:午前10時~午後5時半(土日祝日を除く)
※写真データがご入用の場合は、上記財団メールアドレスまでご連絡下さい。
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